ダイエットに役立つ、糖値の上昇を抑えるメリット
2018.07.09
沖縄県那覇市真嘉比
少人数制ダイエット専門スタジオ
【Giuliana - ジュリアーナ】のジェームス光です。
今日は「糖値の上昇を抑えるメリット」についてご説明します!
まず、私たちは炭水化物(糖質)を摂った際に
体は消化・分解を始めます!!
※消化・分解については炭水化物に限った話ではありませんが。
その際の消化・分解までのスピードが早ければ早いほど、血糖値の上昇は急激になります。
血糖値の上昇が早いと、消化・分解しきれなくなったエネルギーを
脂肪細胞へと蓄えてしまうので太る原因となります。
ここまで聞くと、やっぱり炭水化物(糖質)を摂ると太る原因になると警戒してしまいますよね!
しかし、炭水化物(糖質)によって血糖値の上昇スピードは異なりますので
以下に血糖値が上がりすぎない炭水化物(糖質)を選ぶかがポイントとなります。
このことについては「GI値」という数値を意識していただきたいと思います。
GI値とは
食後の血糖値の上昇度合いを示すGI(グリセミック・インデックス)の事です。
先ほどご説明したように炭水化物(糖質)は、消化・分解されるとグルコースとなり、体に吸収されます。
そのスピードを食品ごとに比較しランク分けしたのがGI値です。
もっとも速く血糖値が上がるグルコースの100を最大値として、その相対評価として示されています。
GI値が70以上の食品を高GI食品、GI値56~59を中GI食品、GI値55以下を低GI食品と分類しています。
食後の高血糖のデメリットは太りやすいだけでなく、「糖化」を引き起こして体を老化させます。
糖化は、エネルギーとして消費しきれず余った糖が身体のタンパク質に結びついて、筋肉や肌を劣化させることです。
GI値の考え方は世界的にも注目されており、減量期に体重管理したい場合や、筋肉の怪我の予防を目的としてトップアスリートのマネージメントにも利用されています。
さてここで、GI値の高~低ものをそれぞれ見てみましょう。
【高GI食品】-----
せんべい・・・91
白米の粥・・・81
白米・・・76
【中GI食品】-----
白パン・・・65
パスタ・・・65
玄米・・・62
うどん・・・62
全粒粉パスタ・・・58
【低GI食品】-----
全粒粉パン・・・52
そば・・・46
全粒粉ライ麦パン・・・41
最後に低GIを摂るメリットとして2つ
◆同じ炭水化物でも太りにくい
ここが大きなポイントだと思うのですが、同じ米である「白米」と「玄米」ですが
ダイエットに良いのはもちろんGI値の低い「玄米」ですよね!
実はカロリー数も炭水化物量も、大きく変わらないんですよ!!!
「白米」・・・350kcal/73.8g/0.5g
「玄米」・・・356kcal/77.1g/3.0g
※カロリー数/炭水化物量/食物繊維量
これなら、食物繊維の多い玄米を食べて方がダイエットにいいですよね!
◆眠くならない
これは、血糖値の上昇を抑えるためにインスリンが分泌され
血糖値の急降下を引き起こします。
そのため、私たちは食後にぼーっとしたり眠くなったりするのです。
そのため、GI値の低い食品は、血糖値が上昇が緩やかなので
インスリンの分泌も控えめとなり、眠くなりません。
皆さん、いかがでしたでしょうか?
いままで炭水化物(糖質)はダイエットの敵だと思っていませんでしたか?
それは違いましたね!
しっかりコントロールすれば、大丈夫ですよ!
むしろ、炭水化物(糖質)を摂らないといくら運動しても
代謝が悪い状態では脂肪燃焼もされにくくなるので
逆効果になってしまうんですよ!!
では、次回は!
「糖質コントロール」について
記事を書きたいと思います!!
ご精読ありがとうございます。
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少人数制 ダイエット 専門スタジオ 「ジュリアーナ」
沖縄県 那覇市 真嘉比 3-19-26 2F
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